Raycastの評価は?先に結論を言います
Raycastを3ヶ月、毎日使い続けた結論です。正直、最初は「またランチャーか」と思っていました。でも、使い始めて1週間で、もう元の環境には戻れなくなりました。
理由は3つ。起動からコマンド実行まで1秒もかからない速度、無料のまま使えるウィンドウ管理やクリップボード履歴、そして自分で作れるコマンドパレットの柔軟さです。
この記事では、実際に3ヶ月使った体験から、Raycastがどんな人に向いていて、どんな人には向かないのかを、できるだけ具体的に伝えます。
| ツール | 価格 | 無料プラン | こんな人に |
|---|---|---|---|
| Raycast | 月8ドル(年払い) | 個人利用なら十分 | 拡張性とスピードを最優先したい人 |
| Alfred | ポンド29(約5,500円・買い切り) | 基本機能のみ | Powerpackに課金して深く使い込みたい人 |
| Spotlight | 無料 | 全機能無料 | とにかく追加コストをかけずに使いたい人 |
Raycastのここがすごい(実際に使って感じたポイント)
3ヶ月毎日使って、これは手放せないと確信したのが次の3つです。
ランチャーの速度:
- 起動は体感0.1秒。キーを押した瞬間に入力できる
- アプリ名の一部を打てば即ヒットするので、DockやFinderを探す手間が消えました
開発者向け機能:
- 定型文スニペットは、メール返信やコードの雛形を一瞬で貼り付けられます
- ウィンドウ管理は、画面の半分に左右分割する操作をキーボードだけで完結
拡張性:
- ストアに公開されている拡張機能は数千種類。翻訳やNotion検索もランチャー内で完結します
- 自分でスクリプトを追加できるので、社内ツールの起動も1コマンドになりました
地味に困った点。ここは正直マイナス
3ヶ月使って「これは無理だな」と思ったのは、英語が読めないとカスタマイズで詰まることです。
導入直後の設定画面はまだ見れば分かるんですが、細かいショートカットの割り当てやワークフロー作成になると、説明文がほぼ英語出典のままでして。
私自身、英語が得意なほうではないので、最初の1週間は検索しながら進めるのが正直しんどかったです。
あと、これは個人的な好みですが、初期状態のショートカットが「Control + Space」なんですよ。macOS標準のSpotlight検索と被っていて、慣れるまでに2週間くらいかかりました。
設定で「Command + Space」に変えれば解決するんですが、その設定に気づくまでが地味に遠回りでした。
日本語環境の情報がまだ少ないので、詰まったときは英語のフォーラムを読む覚悟が必要です。
ただ、ここは正直に言います。
この初期の手間を乗り越えたら、他のランチャーには戻れなくなりました。
理由はシンプルで、起動からコマンド実行までが平均1.5秒。Alfred(有料版)と比較しても体感は変わりません。
だから、英語の設定画面に抵抗がない人なら、無料でここまで使えるのは間違いなくお得です。逆に、設定を触らずに初期状態のまま使い続けたい人には、最初のハードルが少し高いかもしれません。
Raycastが向いている人、向いていない人
3ヶ月使ってみて、Raycastは「キーボードで何でも済ませたい人」のための道具だと感じています。逆に、マウス操作が中心の人はストレスを感じるかもしれません。
向いている人:
- キーボードショートカットを覚えるのが苦にならない。むしろ楽しい
- アプリの起動やウィンドウ管理を、マウスを使わずに終わらせたい
- ワークフローやスニペットを自分好みにカスタマイズしたい開発者やパワーユーザー
向いていない人:
- マウスでクリックする操作が中心で、ショートカットを覚える気がない
- 設定項目が多いと「使いこなせない」と感じてしまう
- 英語のUIに抵抗がある。ただし、日本語化は進んでいるので慣れの問題ではあります
この2つのどちらに当てはまるかで、Raycastを使うかどうかは9割決まります。私自身は前者だったので、乗り換えて2週間で作業効率が体感で2割は上がりました。
あなたの次の一歩は、これで決まり
ここまで読んだなら、あとは動くだけです。今日、Raycastをインストールして、初期設定の5分だけ済ませてください。
最初はランチャーを開いて「設定」をクリックするところから。僕の場合、この5分で毎日10分以上を取り戻せています。
迷う時間が一番もったいない。まずは無料で始めて、合わなければ解約すればいい。それだけのことです。
