## Linearを使っているあなたに、もっと合うツールがあるかもしれない
Linearは確かに速い。タスクの登録から完了まで、キーボードだけで3秒で終わる。でも、その軽快さに月額16ドル(約2,400円)払い続ける価値があるか、正直考えたことはありますか?
私は契約して半年。チームが5人を超えた瞬間、ガントチャートが欲しくなり、予算管理の機能がないことに気づきました。Linearはあくまで「開発チームのタスク管理ツール」。プロジェクト全体の進捗把握やコスト管理が必要なら、別の選択肢も視野に入れるべきです。
この記事では、実際にLinearを代替した3つのツールを比較し、なぜ乗り換えたのか、具体的な数字と体験でお伝えします。
| ツール | 月額 | 無料プラン | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Jira | $7.75〜(10ユーザーまで) | あり(10ユーザー、2GBストレージ) | スクラム・バグ管理が最優先のチーム |
| Notion | $10(チームプラン) | あり(容量制限あり、7日間のページ履歴) | プロジェクト管理+ドキュメントを一元管理したい人 |
| Height | $6(スタンダードプラン) | あり(5人まで無料、無制限のタスク) | Linearが「シンプルすぎる」と感じた開発チーム |
| Todoist | $4(Proプラン) | あり(基本的な機能は無料で使える) | 個人・少人数でシンプルにタスク管理したい人 |
## Jira Software – スクラム・カンバンに特化した本格派
「Linearは軽すぎる」と感じた開発チームこそ検討すべきです。Jira Softwareはスクラムとカンバンを公式サポートし、スプリント管理やベロシティ予測が標準機能で使えます。Linearからの乗り換えで最初にぶつかるのは学習コスト。Jiraは初期設定が複雑で、使いこなすまで2〜3週間かかると見ておいたほうがいい。
**主な特徴**
– スクラムボードとロードマップが標準装備。スプリントの計画・振り返りをJira上で完結できる
– Marketplaceのプラグインは3000以上。CI/CDツールやSlack連携を追加すれば、Linearでは難しかった細かな運用が実現する
– 無料プランは10ユーザーまで。そこから先は月額7.75ドル/ユーザー。Linearの1/3程度の価格だが、人数が増えるほど割高に感じる
「最初からしっかり作り込みたい」というチームにはJiraの選択肢は十分にあります。
## Notion – ドキュメントとタスク管理を一体化する柔軟派
Linearと違ってタスク管理の枠に縛られない、というのがNotionの最大の強みです。私はこれをプロジェクトの進行管理とドキュメントの両方で使っていますが、データベース機能のおかげで「タスク + 関連メモ + 議事録」を一画面で見られるのが便利です。ただ、正直に言うと、Linearからの移行で一番戸惑ったのはスピード感の差です。Notionはページの読み込みに1〜2秒かかることがあって、キーボードショートカットもLinearほど洗練されていません。
**向いている人**
- タスクとドキュメントを同じ場所で管理したいチーム
- テンプレートが300以上あるので、ゼロから作る手間を省きたい人
- 月額10ドル(個人Pro)で十分な機能が使える価格重視派
**ここが気になる**
- タスクの移動やステータス変更がLinearよりワンテンポ遅く感じる
- 「とにかく素早くタスクを処理したい」という開発チームには不向き。ドキュメント管理も求める人向けです
## あなたのチームに最適なツールの選び方
選ぶときは、まず「今のチームが一番困っていること」を基準にすると失敗しません。月額数千円の違いより、使い続けられるかが重要です。
**向いている人**
– スクラムをしっかり回したい人 → **Shortcut**(月額8ドル〜)。イテレーション管理が一番素直で、Linearから移行したチームが3ヶ月で定着した例も多い
– タスクとドキュメントを一緒に管理したい → **Notion**(月額10ドル〜)。別ツールを立ち上げる手間がゼロになる
– 予算を月額1万円以内に抑えたい → **Redmine**(実質無料+サーバー代のみ)。ただし導入時の工数を週5時間ほど見込んでおく
**向いていない人**
– スマホでガンガン操作したい → Linearのままが無難。ShortcutやAsanaのモバイルアプリは操作性でまだ及ばない
– ガントチャートが必須 → **ClickUp**(月額7ドル〜)を検討。Linear代替としては最もガントとの相性がいい
