ZapierとMakeの違いを5分で理解!使い分け方と移行ガイド

ZapierとMake、結局どっち?迷う理由を整理します

両方試した立場から先に結論を言うと、どちらも優秀な自動化ツールです。迷う理由はシンプルで、Zapierは「かんたんさ」、Makeは「コスパと自由度」という、それぞれ違う価値観を選ぶことになるから。

実際、月1万回の実行数で比べると、Zapierの有料プランは月19.99ドルからなのに対し、Makeは月9ドルから使えます。一方で、Zapierの方が初心者がつまずきにくい設計です。

つまり、予算を抑えたいのか、それとも時間を買いたいのか。この記事では、そのトレードオフを具体的な数字と使い分けの目安で整理していきます。

比較項目 Zapier Make
料金(最安プラン) 月20ドル(年払い)から、無料プランは月100タスクまで 月9ドル(年払い)から、無料プランは月1,000オペレーションまで
自動化の単位 1タスク=1回の完了動作。シンプルで初心者にわかりやすい 1オペレーション=1つのモジュール動作。複雑な分岐は多く消費する
ビジュアル設計 リスト形式で設定が完結。直感的だが複雑な分岐は苦手 キャンバス上でフローを視覚化。分岐や並列処理が見てわかる

Zapierの強みと弱み

両方とも契約して使い比べた立場から言うと、Zapierは「現場任せでいいから、とにかく動かしたい」人に刺さります。たとえば、メールで届いた問い合わせを自動でGoogleスプレッドシートに追加する、といった単純な連携なら、5分もあれば動きます。

強み:

  • 連携アプリ数が7,000以上と業界最大級で、マイナーな業務ツールにも対応している
  • 無料プランで月100回まで自動化を試せる(Makeの無料枠は月1,000回だが、Zapierは機能制限が少ない)
  • 初心者が迷わないよう、よく使う連携のテンプレートが数百種類用意されている

弱み:

  • 複雑な条件分岐やループ処理は苦手で、段階が多い自動化ほど設定が煩雑になる
  • 有料プランが月19.99ドルからと、Makeの月9ドルと比べると割高に感じる
  • 高度な自動化に挑むと「Zapierで何とかするより、別の手段を考えた方が早い」と感じる場面が出てくる

つまり、連携が2〜3工程のシンプルな自動化をカンタンに回したい人には、今もZapierが第一候補です。逆に「すでに自動化に慣れていて、もっと複雑な処理を安く仕込みたい」と考えるなら、次のセクションで紹介するMakeの方が伸びしろを感じられると思います。

Makeの強みと弱み

MakeはZapierと比べて、同じ料金で10倍以上多い操作量を扱えます。たとえばZapierの無料枠が月100タスクなのに対し、Makeの無料枠は1,000オペレーション。複数のアプリを跨いだ自動化を本気で作りたい人には、コスパの面で大きくリードします。

強み:

  • シナリオの全体像が視覚的に把握できるので、複雑な分岐やループも迷わず組めます
  • エラーハンドリングを細かく設定でき、途中で止まっても自動でリトライしてくれます
  • データの加工や整形をノーコードで完結でき、APIの知識がなくても柔軟に扱えます

正直、一度Makeで複数アプリを跨ぐシナリオを組むと、Zapierの直列処理に戻る気はしません。画面を見ながら処理の分岐を追加できるのが想像以上に快適で、月2万円分の業務が自動化できました。

弱み:

  • 学習コストが高く、初めての人は操作に慣れるまで半日ほど必要です
  • テンプレートの品質にムラがあり、そのまま使うより作り直す前提で見た方がいいです

とはいえ、定型の通知だけ飛ばしたい人や、すぐ動く手軽さを求める人にはZapierの方が向いています。Makeは時間をかけて自動化を仕組みごと作りたい、中級者以上が対象です。

あなたに合うのはどち?判断チェックリスト

ここまで読んで「どちらも悪くなさそう…」と思っているなら、5つの質問に答えてみてください。

  • 月間の自動化タスク数が100回未満なら「Zapier」が無難です。無料プランで月100回まで動くので、まずは無料で試せます。1,000回を超えるなら「Make」の方が安く済みます。
  • プログラミング知識がない、あるいは「とにかく即動かしたい」ならZapier。テンプレート選んで接続するだけなので、15分あれば最初の自動化が完成します。
  • 「if」や「条件分岐」を使った複雑な自動化を組みたいならMakeです。複数ツールを1つのシナリオに組み込めるので、月額9ドルのCreatorプランで本格的な業務フローが組めます。
  • エラーログや処理内容の「見える化」を重視するならMake。視覚的に処理の流れを追えるのはMakeの強みです。
  • サポート体制や日本語ドキュメントの充実度ならZapierです。料金は高めですが、公式サイトのガイドが丁寧で初心者でも迷いません。

上記で「Zapierに3つ以上当てはまった」ならZapier、「Makeに3つ以上当てはまった」ならMakeを選べば間違いないです。

タイトルとURLをコピーしました